次代のビジネスが加速する
水素製造装置メーカーガイド

企業にとって水素の活用は脱炭素だけでなく、エネルギー利用の効率化や
製造プロセスにもつながる重要なテーマです。

このメディアでは、水素の用途別におすすめの水素製造装置を厳選してご紹介。
導入を検討する際に、ぜひお役立てください。

水素製造装置3選の
特徴と詳細

水素を
電気・熱エネルギー
供給に使いたい
小売電気・再エネ発電・
地域熱供給事業者向け

HYDROSPRING®
(カナデビア)

HYDROSPRING®(カナデビア)
画像引用元:カナデビア公式HP
(https://www.kanadevia.com/business/field/electrolytic-hydrogen/hydrogen-generator.html)

おすすめの理由

PEM方式と自社開発の電解槽で
高効率な水素の安定供給を実現

水素製造にかかるコストのうち、電力は全体の約7割を占めるともいわれています。HYDROSPRING®は、電力消費を抑える自社開発の高効率電解槽と、負荷変動への追従性に優れたPEM方式の組み合わせにより、太陽光や風力など出力が不安定な再生可能エネルギーとも高い親和性を発揮。電力の需給調整や熱利用を伴うエネルギー需要にも柔軟に対応し、調整力の確保と安定的な水素供給の両立が可能です。
運用コストを抑えることで、LCC(ライフサイクルコスト)の軽減につながります

既存設備と接続しやすいカスタマイズ性
電解槽は数千Nm³/hまで対応

圧力・流量・酸素の利活用といった要件に応じて、装置構成や運転仕様を柔軟にカスタマイズ可能です。業界や製造工程ごとの特殊要件にも対応しやすく、既存設備との接続や複数用途への一括対応にも適しています。
また、10Nm³/hから数千Nm³/hを超える大容量モデルまで幅広く対応しており、業界や製造工程ごとの要件にも対応できる設計です。熱や発電など、複数の用途への一括対応が求められる地域エネルギー事業にも適しています。

※参照元:京都大学大学院 経済学科研究科公式HP(https://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/stage2/contents/column0170.html)
※参照元:キャククル「HYDROSPRING®(ハイドロスプリング)とは?オンサイト型水素製造装置の特長・導入事例を徹底解説」
(https://www.shopowner-support.net/attracting_customers/manufacturing/hydrospring/)

HYDROSPRING®の導入事例

HYDROSPRING® カナデビアの導入事例
画像引用元:カナデビア公式HP(https://www.kanadevia.com/newsroom/news/assets/pdf/FY2025-5.pdf)

関西電力の混焼発電実証に向け、
大型水電解装置を納入

関西電力は、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業」の一環で、姫路第二発電所での水素混焼発電実証を進行。社会実装に向けた取り組みとして注目されています。

この実証に向けて、カナデビアは水素製造能力200Nm³/h×3のPEM型水電解装置を納入。同社としても過去最大出力となるモデルであり、国内でも最大級の規模です。高出力の水素製造装置として、水素混焼発電実証に活用されています

HYDROSPRING® カナデビアの導入事例
画像引用元:カナデビア公式HP(https://www.kanadevia.com/newsroom/news/assets/pdf/FY2025-5.pdf)

既存インフラを活用した
カーボンリサイクルを実証

カナデビアは、大阪ガスが推進するe-メタン製造実証設備「化けるLABO」に、水素製造用のPEM型水電解装置(20Nm³/h)と、e-メタン合成用のサバティエ反応メタネーション装置(5Nm³/h)を納入しました。

本設備は、環境省委託事業「既存のインフラを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築実証事業」の一環として構築されたものです。カナデビアの水電解装置とメタネーション装置は、そのプロセスを構成する主要な設備として活用されています。

HYDROSPRING®の製品情報

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発生方式 PEM水電分解式 水素純度(%) 〜99.999%
水素発生量(Nm³) 10〜数千Nm³/h 設置場所 屋外可能
供給形態 オンサイト 運転圧力 0.8MPaG
露点 ~-70℃ 自動運転

カナデビアの会社情報

環境保全や脱炭素社会の実現に向けた技術開発に注力し、水素製造装置をはじめとする次世代エネルギー技術の開発・実装にも取り組んでいる企業です。産業界や地域社会におけるエネルギー自立と低炭素化の両立を支援しています。

会社名 カナデビア株式会社
本社所在地 大阪府大阪市住之江区南港北1-7-89
電話番号 06-6569-0001
公式URL https://www.kanadevia.com/
水素を燃料として
使いたい
自動車メーカー・水素
モビリティ事業者向け

Aqualyzer
(旭化成)

Aqualyzer(旭化成)
画像引用元:旭化成公式HP
(https://ak-green-solution.com/)

おすすめの理由

連続運転に適したアルカリ水電解方式で
水素供給の中断リスクを抑える

長時間の安定運転に適したアルカリ水電解方式を採用しており、供給拠点や車両基地など水素供給の中断を避けたい現場でも、継続的な補給体制の維持が可能です。車両の稼働計画に沿った安定供給を実現し、輸送の効率化や計画的な運行スケジュールに貢献します。
また、現場の規模や拡張に合わせてモジュールを増設できるなど、100MW超まで、段階的にスケールアップできる柔軟性も備えています。

モニタリング機能により
稼働の“見える化”と継続供給を実現

旭化成の電解技術とR2社の制御ノウハウを融合し、高い制御性と信頼性を兼ね備えた水素供給システムを実現。モニタリング機能により装置の稼働状況を可視化し、トラブルの早期検知や計画的な保守を可能にすることで、車両の複数台運用にも対応できる供給体制を構築します。
さらに、複数ユニットを統合管理するマルチモジュール制御により、補給需要の変動や保守作業にも柔軟に対応可能です。

旭化成の導入事例

高性能水電解装置で
SAF製造を支援

「Take-Offプロジェクト」は、回収したCO₂と再生可能水素から持続可能な航空燃料(SAF)を製造することを目的とした開発・実証プロジェクトです。
旭化成は、本プロジェクトにおいて水素製造用電解槽のサプライヤーとして参画。高性能な水電解技術を通じて、CO₂変換に必要な再生可能水素の安定供給を支え、持続可能な航空燃料の社会実装に貢献しています。

Aqualyzerの製品情報

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発生方式 アルカリ水電解 水素純度(%) 最大99.999%(精製装置使用時)
水素発生量(Nm³) 20,000Nm³/h 設置場所 記載がありませんでした
供給形態 オンサイト 運転圧力 記載がありませんでした
露点 記載がありませんでした 自動運転

旭化成の会社情報

大規模水電解プラントで培った電解・制御技術をもとに、再生可能エネルギーの有効活用や脱炭素社会の実現に向けた技術開発にも注力。水素製造システムの開発にも取り組んでおり、グリーン水素の本格導入に向けて国内外での実証・事業化を推進しています。

会社名 旭化成株式会社
本社所在地 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー(東京ミッドタウン日比谷)
電話番号 03-6699-3000
公式URL https://www.asahi-kasei.co.jp/
水素を洗浄工程で
使いたい
半導体・精密部品
メーカー向け

HGU
(マクセル)

HGU(マクセル)
画像引用元:マクセル公式HP
(https://biz.maxell.com/ja/tokki/h2generator.html)

おすすめの理由

純度99.9999%の超高純度水素
繊細な洗浄プロセスにも対応可能

マクセルのHGU-100P/200Pは、純水の電気分解とパラジウム合金膜による二段階精製を組み合わせており、純度99.9999%以上※1・露点−70℃以下の超高純度水素を連続供給できる高性能モデルです。
特に、シリコンウェハー・液晶基板・フォトマスク基板などの微粒子除去や酸化防止を目的とした水素水洗浄工程において、洗浄性能の安定化を実現します。

欧州RoHS指令にも適応し、
厳しい導入要件にも対応

水素ガスの装置内滞留量を最小限に抑えた構造と、複数のアラーム機能による監視体制により、連続運転時でも高い安全性を確保しています。
なかでも、SEMI準拠モデル(HGU-36EN)は、欧州RoHS指令(2011/65/EUおよびEU2015/863)に適合する特定有害物質の使用制限にも配慮した環境対応型設計※2です。クリーンルームや半導体製造ラインにおける導入要件にも対応しており、スムーズな導入が可能です。

※1 HGU-100P・HGU-200Pの場合(水分は除く) 参照元:マクセル公式HP(https://biz.maxell.com/ja/tokki/h2generator.html)
※2 HGU-36ENの場合 参照元:マクセル公式HP(https://biz.maxell.com/ja/tokki/h2generator.html)

マクセルの導入事例

公式HPに導入事例がありませんでした。

HGUの製品情報

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発生方式 水電解(PEM型/固体高分子膜型) 水素純度(%) 99.9999%以上
(水分は除く)
水素発生量(L/hr) 90L/hr※1 設置場所 屋内制限
供給形態 オンサイト型 運転圧力 50~150kPa
露点 -70℃以下 自動運転 記載がありませんでした
※上記はHGU-100Pの場合です。
※1(25℃、1013hPa時)参照元【PDF】:マクセル公式HP(https://biz-maxell.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjo0MzM3MjJ9&detailFlg=1&pNo=4)

マクセルの会社情報

電池事業で培った材料技術を基盤に、デバイスや光学部品などへ事業を拡大しているメーカーです。現在は、エネルギー・ライフソリューション・産業部材の3領域を中心に研究開発を推進しているほか、再生可能エネルギーや水素関連技術の開発にも注力し、次世代の社会課題解決に貢献しています。

会社名 マクセル株式会社
本社所在地 東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル21F
電話番号 03-5715-7031
公式URL https://www.maxell.co.jp/
水素製造装置メーカーを一覧で紹介

水素製造装置メーカー・
商社を一覧で紹介

国内外で水素製造装置の開発・製造・販売実績があるメーカー・商社を一覧でご紹介します。各社の水素製造装置の特徴やスペックを記載しているので、導入時の参考情報としてご活用ください。

カナデビア

カナデビア
画像引用元:カナデビア公式HP(https://www.kanadevia.com/business/field/electrolytic-hydrogen/hydrogen-generator.html)
製品名 HYDROSPRING®
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 10〜数千Nm³/h
設置場所 屋外可能

PEM型の負荷追従性と独自開発の電解層を組み合わせ、安定供給と省エネを両立。10Nm³/hから数千Nm³/hを超える大容量モデルまで幅広く対応しており、事業フェーズや再エネ導入状況に応じて段階的に拡張できます。

  • 会社名:カナデビア株式会社
  • 本社所在地:大阪府大阪市住之江区南港北1-7-89
  • 電話番号:06-6569-0001
  • 公式URL:https://www.kanadevia.com/

高砂熱学

高砂熱学
画像引用元:高砂熱学公式HP(https://www.tte-net.com/solution/hydrogen.html)
製品名 Hydro Creator®
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 最大5Nm³/h
設置場所 記載なし

高砂熱学工業が開発したPEM(固体高分子膜)方式の水素製造装置です。再生可能エネルギーの出力変動に即応する高い負荷追従性と、最大毎時5Nm³の超高純度水素の高い生成能力を兼ね備えています。

  • 会社名:高砂熱学工業株式会社
  • 本社所在地:東京都新宿区新宿6-27-30
  • 電話番号:03-6369-8212(代表)
  • 公式URL:https://www.tte-net.com/index.html

エア・ウォーター

エア・ウォーター
画像引用元:エア・ウォーター公式HP(https://products.awi.co.jp/ja/industrial/business/plant/id002496)
製品名 VHR-100N
発生方式 化石燃料改質(水蒸気改質)
水素発生量 40~100Nm³/h
設置場所 記載なし

都市ガスやLNGを水蒸気改質して水素を製造するオンサイト型の水素製造装置です。独自開発のホットボックス型改質器と高効率な熱回収設計により、燃料ガスの消費量やCO₂排出量を削減します。

  • 会社名:エア・ウォーター株式会社
  • 本社所在地:大阪府大阪市中央区南船場2-12-8 エア・ウォータービル
  • 電話番号:06-6252-5411(代表)
  • 公式URL:https://www.awi.co.jp/ja/index.html
他の会社も見る

エノア

エノア
画像引用元:エノア公式HP(https://www.enoah.co.jp/product/カスタマイズ対応水素製造装置/)
製品名 カスタマイズ対応水素製造装置
発生方式 水電解
(PEM型またはAEM型を選択可能)
水素発生量 ~30Nm³/h
設置場所 記載なし

風力や太陽光で得た直流電力を電解セルに供給できるDC駆動設計を採用。電力損失を抑えつつ、再生可能エネルギーを効率的に水素に変換します。電解方式は、高応答性のPEM(固体高分子膜)に加えて、AEM(陰イオン交換膜)モジュールも選択可能です。

  • 会社名:株式会社エノア
  • 本社所在地:愛知県豊田市花本町井前150-1
  • 電話番号:0565-41-6939
  • 公式URL:https://www.enoah.co.jp/

島津理化

島津理化
画像引用元:島津理化公式HP(https://www.shimadzu-rika.co.jp/products/laboratory/gc_labo_tower/index.html)
製品名 GC用ガス発生装置付ラボタワー
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 記載なし
設置場所 記載なし

水素製造装置とゼロエアー発生装置(オプション)を一体化した分析ラボ向けのユニット装置。圧力低下・リーク・振動を感知して自動停止する機能を搭載し、研究施設でも安心して使用できる設計です。

  • 会社名:株式会社島津理化
  • 本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-32 出版クラブビル
  • 電話番号:03-6848-6600
  • 公式URL:https://www.shimadzu-rika.co.jp/index.html

サイテム

サイテム
画像引用元:サイテム公式HP(https://scitem.co.jp/products/generator/)
製品名 Hydrogen gas generator YH-500(標準機)
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 500ml/min
設置場所 屋内

毎時0.03Nm³の高純度水素を生成できる、卓上型の水素製造装置です。メンテナンスフリーの構造とコンパクトな設計により、分析機器のすぐ横にも設置可能。研究室での使い勝手にも配慮されています。

  • 会社名:株式会社サイテム
  • 本社所在地:石川県能美市旭台2-13 いしかわクリエイトラボ208
  • 電話番号:0761-58-0297
  • 公式URL:https://scitem.co.jp/

オリオン機械

オリオン機械
画像引用元:オリオン機械公式HP(https://www.orionkikai.co.jp/product/hydrogen/pgh/)
製品名 Hy-INES PGH05A(スタンダードモデル)
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 0.03Nm³/h
設置場所 屋内

精製水のみで高純度・低露点の水素を生成できる、ラボ向け水素製造装置です。G1は露点センサ非搭載、G2は露点センサと交換時期を示すインジケータ内蔵という2つの仕様を提供。どちらも吸着剤の交換が容易で、メンテナンス性に優れています。

  • 会社名:オリオン機械株式会社
  • 本社所在地:長野県須坂市大字幸高246
  • 電話番号:026-245-1230
  • 公式URL:https://www.orionkikai.co.jp/

マクセル

マクセル
画像引用元:マクセル公式HP(https://biz.maxell.com/ja/tokki/h2generator.html)
製品名 HGU-1000(スタンダードタイプ)
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 1000L/hr
設置場所 屋内

高純度仕様やSEMI規格対応モデルも用意されており、必要流量に応じたカスタマイズにも対応。安全性と清浄性を確保しつつ、製造ラインとの高い親和性を実現し、洗浄や雰囲気ガス用途に適した設計です。

  • 会社名:マクセル株式会社
  • 本社所在地:東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル21F
  • 電話番号:03-5715-7031
  • 公式URL:https://www.maxell.co.jp/

エアーテック

エアーテック
画像引用元:エアーテック公式HP(https://airtech-corp.com/hyd/)
製品名 HK-Plus250
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 0.0096~0.015Nm³/h
設置場所 記載なし

オンデマンドで供給する卓上型の水素製造装置です。ガスクロマトグラフ(GC)のFIDやMS系での燃焼・キャリアガス供給、半導体パッシベーション炉、研究から産業用途まで幅広く対応します。

  • 会社名:株式会社エアーテック
  • 本社所在地:神奈川県横浜市港北区新吉田東3-30-13
  • 電話番号:045-593-8265
  • 公式URL:https://airtech-corp.com/

神鋼環境ソリューション

神鋼環境ソリューション
画像引用元:神鋼環境ソリューション公式HP(https://www.kobelco-eco.co.jp/product/hhog/lineup.html)
製品名 HHOG®
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 5〜100Nm³/h
設置場所 屋内

タッチパネルによる全自動制御に加え、遠隔監視機能も標準搭載。再生可能エネルギーと連携することで、CO₂フリー水素の地産地消にも対応可能です。水素ステーションや研究用途など、幅広い分野で活用されています。

  • 会社名:株式会社神鋼環境ソリューション
  • 本社所在地:兵庫県神戸市中央区脇浜町1-4-78
  • 電話番号:078-232-8018
  • 公式URL:https://www.kobelco-eco.co.jp/

コフロック

コフロック
画像引用元:コフロック公式HP(https://www.kofloc.co.jp/product-category/product-category-127/)
製品名 KOH2 Series
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 0.03Nm³/h
設置場所 室内

純度99.999%の水素ガスを必要な時に必要な量だけ連続生成できます。装置内に高圧水素を貯蔵しない設計のため、高圧ガス保安法の適用外。資格者やボンベ交換が不要で、研究室やクリーンルームの運用にも適しています。

※参照元:コフロック公式HP(https://www.kofloc.co.jp/product/product-2571/)
  • 会社名:コフロック株式会社
  • 本社所在地:京都府京田辺市草内当ノ木1-3
  • 電話番号:0774-62-4411(代)
  • 公式URL:https://www.kofloc.co.jp/

旭化成

旭化成
画像引用元:旭化成公式HP(https://ak-green-solution.com/)
製品名 Aqualyzer
発生方式 アルカリ水電解
水素発生量 20,000Nm³/h
設置場所 記載なし

大規模な水素利用を想定して設計されたアルカリ水電解装置で、特にモビリティ分野を中心に導入が進んでいます。オンサイト型の運用により、輸送や保管の手間を削減し、効率的な供給体制を構築が可能です。

  • 会社名:旭化成株式会社
  • 本社所在地:東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー(東京ミッドタウン日比谷)
  • 電話番号:03-6699-3000
  • 公式URL:https://www.asahi-kasei.co.jp/

ジェイ・サイエンス・ラボ

ジェイ・サイエンス・ラボ
画像引用元:ジェイ・サイエンス・ラボ公式HP(https://j-sl.com/products/rhg-s/)
製品名 RHG-200
発生方式 水電解(アルカリ水電解)
水素発生量 0.1Nm³/h
設置場所 記載なし

卓上型ジェネレーター「RHGシリーズ」の一機種で、1µS以下の純水とAC電源のみで超高純度水素を生成。燃料電池スタックの評価や還元雰囲気下での物理化学実験など、幅広い用途に対応しています。

  • 会社名:株式会社ジェイ・サイエンス・ラボ
  • 本社所在地:京都府京都市南区上鳥羽火打形町231
  • 電話番号:075-693-9480
  • 公式URL:https://j-sl.com/

西川計測

西川計測
画像引用元:西川計測公式HP(https://www.nskw.co.jp/solution/analytical/product/airtech/nmplus/)
製品名 NM-Plus-100
発生方式 水電解
(PEM型/固体高分子膜型)
水素発生量 0.006Nm³/h
設置場所 記載なし

西川計測は、水素製造装置を取り扱う商社です。取り扱っているNM-Plus-100はチタン製の電解セルと乾燥剤不要の構造で、長期間の安定運転が可能。多重安全機構を搭載し、ラボやクリーンルームにも導入しやすい設計です。

  • 会社名:西川計測株式会社
  • 本社所在地:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル5F
  • 電話番号:03-3299-1331(代表)
  • 公式URL:https://www.nskw.co.jp/

三國機械工業

三國機械工業
画像引用元:三國機械工業公式HP(https://mikunikikai.co.jp/solution/enapter/)
製品名 AEM式水電解水素製造装置
発生方式 水電解(AEM型/陰イオン交換膜型)
水素発生量 0.5Nm³/h(スタック1つあたり)
設置場所 記載なし

三國機械工業は、水素製造装置を取り扱う商社です。取り扱っているAEM式水電解水素製造装置は、高純度の水素を連続生成する環境負荷の少ない設計が特徴。専用システムにより、遠隔監視・自動運転・負荷追従制御もスムーズに行えます。

  • 会社名:三國機械工業株式会社
  • 本社所在地:東京都墨田区両国3-19-11
  • 電話番号:03-5624-6392
  • 公式URL:https://mikunikikai.co.jp/

大阪ガス

大阪ガス
画像引用元:大阪ガス公式HP(https://www.osakagas.co.jp/sp/company/press/pr_2023/1766645_54097.html)
製品名 HYSERVE-300X
発生方式 化石燃料改質(水蒸気改質)
水素発生量 300Nm³/h
設置場所 記載なし

大阪ガスの触媒・ガス精製技術を結集したHYSERVEシリーズ。30・100・300Nm³/hの3機種を基本構成とし、並列接続により千Nm³/hクラスまでの拡張が可能です。

  • 会社名:大阪ガス株式会社
  • 本社所在地:大阪府大阪市中央区平野町4-1-2
  • 電話番号:記載なし
  • 公式URL:https://www.osakagas.co.jp/

水素製造装置の
目的・仕組みを解説

水素製造装置(水電解装置)は、エネルギー供給の安定化、脱炭素対応といった観点から企業のエネルギー戦略として注目されています。導入前に水電解の仕組みやメリット、価格をチェックしましょう。

水素製造装置
(水電解装置)とは?

水素製造装置は、純水や天然ガスなどを原料に水素を製造し、さまざまな現場で活用されるエネルギー供給機器です。
水電解や改質などの方式により、水素をオンサイトで安定供給できることから、工場の熱源や燃料電池の燃料、分析装置のキャリアガス、水素ステーションに至るまで幅広い分野で導入が進んでいます。

PEM水素とは?

PEM水素とは、純水に直流電圧をかけて水素を生成する「PEM(固体高分子膜)水電解」という技術によって得られる高純度水素です。
PEM水電解は常温常圧に近い条件で運転でき、安全性にも優れていることから、再生可能エネルギーとの親和性が高く、グリーン水素製造の有力な選択肢として注目されています。

水素製造装置の価格

水素製造装置の価格は、研究室向けの卓上機から工場で常時数トンを生産する大型オンサイト設備まで、規模によって価格が大きく異なります。水素製造装置の価格の違いや、水電解法ごとの違いを知り、導入時の参考にしてください。

グリーン水素の
将来性と課題

脱炭素社会を支えるエネルギーとして期待されるグリーン水素。一方で、高コストやインフラ整備の課題もあり、普及には技術革新と政策支援が不可欠です。

グリーン水素とは?

グリーン水素とは

グリーン水素とは、再生可能エネルギー由来の電力で水を電気分解して製造される、温室効果ガスを排出しないクリーンな水素です。
従来の水素は化石燃料を原料とするため、製造過程でCO₂などの温室効果ガスが発生。一方でグリーン水素は、製造時の排出ゼロを実現できることから、脱炭素社会の鍵を握る水素エネルギーとして注目を集めています。

水素の活用事例

水素の活用事例

水素の主な活用事例を分野ごとに紹介しています。例えば、工場ではグリーン水素による熱利用や還元雰囲気炉での活用が進み、発電分野では水素ガスタービンによるCO₂フリー発電が実証段階に突入。燃料電池車や水素燃料ボイラーといった実用化例も増えているなど、複数の分野において水素活用が進んでいることがわかります。

国内で進むグリーン水素事業

国内で進むグリーン水素事業

日本国内では、脱炭素社会の実現に向けてグリーン水素の活用が本格化しつつあります。官民連携のもと、再生可能エネルギーと連携した水素製造設備の導入や、水素を活用した発電・熱供給・モビリティへの取り組みが広がっている状況です。
政府は「水素基本戦略」を通じて支援を強化し、補助金や規制緩和も進められています。

水素サプライチェーンの構築

水素サプライチェーンイメージ

日本は2050年の脱炭素社会実現に向け、水素サプライチェーン構築を推進しています。製造から利用までの一貫体制を整え、地域資源を活用したモデルや国際輸送を組み合わせ、安定供給を目指します。

環境省は実証事業を展開し、多様な地域モデルを通じて持続可能な水素社会の実現に取り組んでいるのです。

Power to Gasとは

Power to Gasイメージ

Power to Gas(P2G)は、再生可能エネルギーの余剰電力を水素などの気体に変換し貯蔵する技術です。変動する発電量を安定させるため、余剰電力で水を電気分解して水素を製造します。

グリーン水素製造・供給する日本企業

グリーン水素製造・供給する日本企業

エネルギー転換の鍵を握るグリーン水素分野では、日本企業も積極的な投資と事業展開を進めています。 東京電力の都市型水素供給計画、トヨタのバイオマス活用、三井物産の海外プロジェクト、INPEXの大規模輸出構想など、各社の具体的なビジネス戦略を紹介しながら、その可能性と課題に迫ります。

グリーン水素はなぜ高い?コスト事情とこれから

グリーン水素はなぜ高い?コスト事情とこれから

脱炭素の切り札とされるグリーン水素ですが、普及には製造コストの壁が立ちはだかります。高価な再エネ電力や装置への多額の設備投資が主な要因です。本記事では、コスト高の背景を深掘りし、装置の量産化や次世代技術によるスケールメリット、さらに2030年の目標達成に向けた政府の支援策など、コスト低減に向けた具体的な道筋と将来の展望を詳しく解説します。

グリーン水素の製造方法とは

グリーン水素の製造方法とは

脱炭素社会の切り札として注目されるグリーン水素ですが、導入には製造方法のプロセスの理解と適切な技術選定が不可欠です。

製造の仕組みや定義といった基礎知識に加え、中核技術である「アルカリ型」「PEM型」「SOEC型」の3つの手法の特徴を解説。用途や導入規模に合わせた製造装置選びに役立つ情報をまとめています。

失敗しない「産業用水素発生装置(水電解装置)」の選び方・3つの基準

水素発生装置(別名:水電解装置)は、高圧ガスボンベの配送に頼らず、水と電気でオンサイト(設置場所)にて必要な分の水素を製造できる設備です。
ガスクロマトグラフィー(GC-FID)のキャリアガス」や「半導体洗浄」、「P2G(再エネ貯蔵)」など、自社の用途に合わせて最適なモデルを選ぶために、以下の3点を必ず確認してください。

1. 高圧ガス保安法の「適用除外」かどうか

国内導入の最大の壁となるのが法規制ですが、常用圧力が1MPa未満(0.99MPa以下など)の装置であれば、製造・貯蔵に関する厳しい規制(許可申請や有資格者の選任)の対象外となります。
導入ハードルを下げ、管理コストを削減したい場合は、この「適用除外モデル」を選ぶのが鉄則です。

2. 用途に見合った「純度」と「露点」

「燃料電池用」などであれば低純度でも稼働しますが、分析装置や半導体プロセス、金属の光輝焼鈍(熱処理)に使用する場合は、純度99.999%(5N)以上の高純度水素が必須です。
また、水分を嫌う工程では、乾燥性能を示すスペックである「露点(Dew Point)」が-50℃〜-70℃以下の高性能モデルを選定する必要があります。

3. 国内メンテナンス体制の有無

水電解装置を長く安全に使うには、純水カートリッジやフィルターの定期交換が欠かせません。
海外メーカー製品を選ぶ際は、日本国内に正規代理店やメンテナンス拠点があるかどうかが、故障時の復旧スピードに直結します。BCP対策(事業継続計画)の観点からも、サポート体制の確認は重要です。

水素発生装置導入に関する
よくある質問(FAQ)

Q

水素発生装置の価格相場はどれくらいですか?

装置の規模(水素発生量)と純度によって大きく異なります。
ガスクロなどの分析で使用する卓上型(ラボ用)であれば200万〜500万円程度、工場で使用する大型のオンサイト型(Nm³クラス)であれば1,000万円以上が一般的な相場です。
導入時は本体価格(イニシャルコスト)だけでなく、電気代や精製水、定期交換部品などのランニングコストも含めて試算することをおすすめします。

Q

水素は爆発の危険性が心配ですが、安全性は大丈夫ですか?

水素は可燃性ガスですが、発生装置は「必要な時に必要な分だけ作る」仕組みのため、大量のガスボンベを保管するよりもリスクを低減できます。
また、多くの装置にはガス漏れ検知器や緊急停止機能が標準装備されています。特に、選び方で解説した「常用圧力1MPa未満」の装置であれば、高圧ガス保安法の適用除外となり、法的な管理リスクも最小限に抑えられます。

Q

装置の耐用年数やメンテナンス頻度は?

心臓部である「電解スタック(セル)」の寿命は、一般的に5年〜10年程度(数万時間稼働)が交換の目安です。
日常的なメンテナンスとしては、純水カートリッジやフィルターの定期交換が必要です。海外製装置の場合、部品取り寄せに時間がかかるケースがあるため、トラブル時のダウンタイム(停止時間)を短くするには、国内にメンテナンス拠点を持つメーカーを選ぶことが重要です。