【鴨川シーワールド編】つなこの水族館レポート

こんにちは。駆け出し水族館ライターのつなこと申します。
記念すべき1回目の水族館レポートは、ずっと行きたかった「鴨川シーワールド」。シャチの聖地として名高いこの水族館は、かれこれ数年間憧れていた場所です。
長い間思い焦がれていたはずなのに、朝の散歩中「明日鴨シー行っちゃう?」というあまりにも軽いノリで行くことに。タイミングと勢いって大切ですね。
東京→鴨川シーワールドは「GOGOチケット」が便利!
今回は「GOGOチケット」を利用して、鴨川シーワールドまで行きました。
ちょっぴり浮かれたネーミングのこのチケット。東京駅から鴨川シーワールドまでの往復バス乗車券と、鴨川シーワールドの入館料がセットで5,500円と、とってもお得です。
運転できない&電車が苦手なわたしたち夫婦には、すごくありがたい。
このチケットは東京駅にある京成高速バスラウンジの窓口で購入します。事前予約はできません。
京成高速バスラウンジから、バスの乗り場は徒歩1〜2分程度と近いのですが、買い物をする場所がないので、お茶などの飲み物は事前に買っておいた方が良いかもしれません。
(出発直前に少し離れた場所にあるローソンまで鬼の形相で走りましたが、危うく乗り遅れるところでした。)
乗車したのは、1/7(月)の10時台のバス。仕事始めの日だったこともあり、乗車人数はわたしたち2人を含めて10人程度でした。
鴨川シーワールドに到着!
約2時間後、鴨川シーワールドに到着。休憩時間は特にありませんでしたが、風景を見たり、おしゃべりをしたり、うたた寝をしていたらあっという間に到着しました。
バスを降りると、道路の向かい側に画像では何度も見たことのあるシャチのオブジェを発見!バス停から地下通路を使って入り口に向かいます。
休み明けでガラガラなんじゃないかと期待していましたが、予想に反して人は多め。特に小さいお子さんがいる家族連れの方が多くいました。
13時からのショータイムへ
ゲートを潜ると、まずは「エコアクアローム」というゾーンがあります。
川魚やマンボウ、タカアシガニなど地味だけどよく見ると愛らしい生き物たちがたくさん。説明を読みながらじっくり観察していると、時間があっという間に過ぎていってしまいます。
この時点で12時30分過ぎ。13時からショーが始まることは事前に調べていましたが、場所は把握していなかったので、地味魚ちゃんたちに後ろ髪を引かれつつ、とりあえず先を急ぐことにしました。
鴨川シーワールドのショーは、1日に各2〜3回。回数や時間は日によって異なるようです。
これまでわたしが訪れた水族館と大きく違うのは、ベルーガ→イルカ→シャチ→アシカと連続で4つのショーが見られるようになっているところ。
ひとつのショーが終わると、次のショーが行われる場所までお客さん全員で移動していくというスタイルです。
ベルーガパフォーマンス(マリンシアター)
13時からスタートしたのは、ベルーガのパフォーマンス。
実はこのパフォーマンスは、2018年3月にリニューアルされたばかり。広い水槽と水槽上のモニターに映し出される映像を使って、ベルーガの生態について学ぶことができます。
このパフォーマンスの感想は、「ベルーガ可愛い!賢い!偉い!」。これに尽きます。
いつか頭のぽよんぽよん部分を触るという目標もできました。
客席は正面・右側・左側と3つのエリアに別れています。始まる前に真正面の席に移動するようスタッフさんが促してくれますが、左右の席からはベルーガの全身をじっくり見ることができるのでおすすめです。
上の画像は、客席側から見て左側の席から撮影しました。
イルカパフォーマンス(サーフスタジアム)
13時30分から、マリンシアターを出てすぐのところにあるサーフスタジアムでイルカショーが始まりました。
小さめのプールですが、バンドウイルカ2頭とカマイルカ2頭が迫力のあるパフォーマンスを見せてくれます。
今回は真ん中の最前列の席に座ったので、イルカたちがとても近く、表情までしっかりと見ることができました。
イルカショーは、最前列での鑑賞がおすすめ!水はかからないようになっているので安心して楽しめます。
シャチパフォーマンス(オーシャンスタジアム)
14時からは、鴨川シーワールドのメインともいえるシャチのショー。
大人気なだけあって観客も多く、水がかからない上の方の席はすぐに埋まってしまいました。
ちょっと出遅れたわたしたちは、前から8列目に着席。
広いプールを泳ぐシャチは、思っていたよりももっともっと大きく、大迫力。トレーナーのお姉さんたちがとっても小柄に見えます。
こんなに大きなシャチが、トレーナーさんと心を通わせて演技をする姿に感激。
(ちょっぴり泣きそうにもなりましたが、後ろのおばあちゃんグループの「丸太ん棒みたい!」の一言に、涙も引っ込んでいきました)
このショーを見ただけでも、遠路はるばる鴨川シーワールドに来た甲斐があります。
次は販売されているシャチ模様のカッパを着て、水を思いっきりかぶりたいな。
前列で、シャチに何度も大量の水をかけられながらジッと耐えてる男の子、可愛かったな。
案内のおじさんが「7〜8席目まではビショビショになりますよ!」と何度も言うので心配していましたが、わたしたちの前にはカッパを着ている人が少なかったので、シャチのターゲットにはならなかったようです。
アシカパフォーマンス(ロッキースタジアム)
14時30分からは最後のアシカショー。休日の家族の設定で、3頭のアシカが色々な技を見せてくれます。
これまでの3つのショーと違い、お笑い要素多めのこのショー。アシカとトレーナーさんの息がぴったりで、果たしてどんな練習をしているのか気になるところです。
わたしは客席側から見て左側の前の方の席に座ったのですが、この時間帯は西日が強くとっても眩しいので要注意。
このショーのメインイベント「アシカのスマイル」をしっかり見たい(撮りたい)方は、正面の席がおすすめです。
入り口に戻ってぐるりと一周しました
ショーを満喫し、入り口側に戻って館内を一周することにしました。
この時点で閉館時間まであと1時間半。とにかく館内が広いので、移動だけでも結構時間がかかります。
鴨川シーワールドの館内は、ショーが見られるエリアのほかに、「エコアクアローム」、「トロピカルアイランド」、「ロッキーワールド」、「ポーラアドベンチャー」という主に4つのエリアに分かれています。
この中でも特に感動したのが、ウミガメやサメ、エイなどがいるトロピカルアイランドと、ペンギンやラッコ、アザラシがいるポーラアイランドです。
トロピカルアイランドで見ることができるのは、「りゅ、竜宮城じゃん!」と思わず声に出してしまうほど、美しい海の世界。
たくさんの種類の魚たちがスイスイ泳ぎ、底にはじっと一点を見つめて固まるウミガメがいました。
ポーラアイランドの「ポーラ」は南極のこと。ここでは、寒い地域に生息する生き物を見ることができます。
階段を降りて行くと、まず会えるのはペンギンたち。オウサマペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギンなどが大きな水槽の中で自由に過ごしています。
ペンギン好きのわたしは大興奮で写真撮影。オウサマペンギンたちが、良い感じにポーズを決めてくれました。
伸び伸びと泳ぐ、アザラシやセイウチも必見。
大きな水槽の覗き窓の前に立つと、目の前を泳いだり止まってこちらを見たりと、とってもサービス精神旺盛です。
可愛らしい大学生カップルに、謎のダンスを見せつけドン引きされている巨大なセイウチもいましたよ。(動画撮りたかった…!)
移動でかなりたくさん歩くので、女性の方はぺたんこ靴がおすすめ!ガシガシ歩けるスニーカーだとがっつり楽しめると思います。
駆け込みでお土産ショップ「マリンマーケット」へ
館内には2つのお土産ショップがあります。
しかしこの時すでに閉館時間が迫っていたため、1番大きなバザールコート「ラオイ」は閉店してしまっていました。
諦めてゲートに向かうと、ゲート脇にある「マリンマーケット」がまだやっていたので、覗いてみることに。
やっぱりシャチやベルーガのグッズが多いような印象でした。
つい何か買いたくなってしまいますが、あげる人もいないので渋々退散しました。寂しい。
残念ながらレストランには入れず…
前日に調査した情報によると、鴨川シーワールドはレストランが充実しているとのことだったので、とても楽しみにしていたのですが、あえなく時間切れ。
シャチの泳ぐ姿を見ながら食事ができるレストラン「オーシャン」や、珊瑚礁でできた楽園と言われているキリバス共和国をイメージしたフードコート「マウリ」など、とっても魅力的。お値段もリーズナブルです。
鴨シーグルメにありつけずお腹が空いていたので、外に出てから何か食べて帰ろうとバスを一本遅らせました。
次のバスまで1時間近くあったのですが、外に出てから呆然。鴨シー付近にはお店が一切ありません。先に調べておけば良かった…!
10分ほど歩いてなんとか大きな病院の中にコンビニを見つけ、おにぎりやパンを食べました。せっかくだから美味しい海鮮丼とか食べたかった。
バスに乗り東京駅に到着
17時頃のバスに乗り、帰宅しました。
鴨川シーワールドから乗車したのは、わたしたち夫婦を含め4人。帰りも空いていたので、リラックスし過ぎてよだれを垂らしながら爆睡できました。
たくさん歩いて疲れ切っていたので、帰りの2時間は行きよりもあっという間。窓から見える東京タワーや街の夜景がとってもきれいでした!
まとめ
初めての鴨川シーワールド。とにかくショーが充実しているという印象でした。特にシャチのショーは今までに見たことのない大迫力で、何回見ても楽しめると思います。
少し残念だったのが、ショーからショーへ移動する際、最後の挨拶の途中に席を立つ人がたくさんいたこと。通路は割と狭いので、走ると危険です。
また今回は滞在時間が短かったので、まだまだ見足りないところがたくさんありました。
4つのショー全てを見ると、それだけで1時間半はかかります。ひとつひとつのコーナーをじっくり見て、グルメも楽しんで、ショップもチェックして…となると、滞在時間は5〜6時間欲しいところですね。
数ある水族館の中でも、人気のある鴨川シーワールド。また、必ずリベンジします!
次回鴨川シーワールドでやりたいこと(つなこメモ)
- ベルーガを正面から見る
- シャチのショーを前列で見る
- 「オーシャン」でシャチを見ながらグルメを楽しむ
- スタンプラリー
鴨川シーワールドの基本情報
出典:<公式>鴨川シーワールド-東京・千葉の水族館テーマパーク
所在地 | 千葉県鴨川市東町1464-18 |
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アクセス | 【車の場合】 海ほたるPAより約1時間10分 千葉市内より約1時間20分 東京湾フェリー金谷より約45分 【電車の場合】 JR東京駅より約2時間 【高速バスの場合】 アクアライン高速バス東京駅より約2時間 アクアライン高速バス渋谷マークシティより約2時間30分 高速バス千葉駅より約2時間 |
営業時間 | 9:00〜16:00 9:00〜16:30 9:00〜17:00 ※日によって異なる |
電話話番号 | 04-7093-4803 |
料金 | 大人(高校生を含む):2,800円 小人(小学生・中学生) :1,800円 幼児(4歳~6歳):1,200円 60歳以上:2,400円 ※全て税込 ※2019年4月1日以降値上がり |
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